てんからです。
今回は、行動力が無い。行動から逃げている。と思われている方も多いと思い、書きます。
計画を立て、行動し、振り返る。
所謂、PDCAサイクルと呼ばれるこの行為は、良く薦められますよね。
自己啓発本という類でも、先ずは、脳がどういったメカニズムをしているかという根本的な原理から説明をして、効果的な実践を記します。
しかし、こういった本を読んだり、やらなければいけないとは分かっていても、行動できない。行動することが怖いような、行動したくないような方はいらっしゃるのではないでしょうか。
時間をつぶそうと、ゲームをしたり、動画を見たりしても、それすら手につかず、やらなければいけない、でも何故か逃げてしまう。その狭間でずっと苦しんでいる方もおられると思います。
そういった方々への、成功への導き方をこれから書くわけではなく、個人的な見解を述べますね。
恐らく、そういった鬱のような状態に陥っている方々は、休日も、言ってしまえば廃人のような生活で、日々、焦りに追われているかと思われます。
そういった方々が、変わろうとしているものの、何故行動できないかというと、行動しようとしているからではないのかな。と個人的に思いました。
先ずは1ページやってみる。まずは、机に向かう。これは受験生時代に先生に再三言われることです。
しかし、こういった鬱のような状態になってしまっては、そもそも無理だと思います。1文字書いて、疲れるのではないでしょうか。
また、こういった方々にデメリットとして働くのは外発的圧力だと思うんです。
さぁ!習慣化を身につけましょう! や、集中力10倍アップ! といった、熱い動機付け、そしてやらなければいけないという使命が常に付き纏っている状態が危ないのではないのかと思いました。
自分と向き合うという行為をすれば治るわけでもないのが、とても厄介です。
では、どうすればよいのか。と申しますと。
どうしようもないです。よく、小さな目標を設定して、それを達成したら、自分をほめるといった方法もありますが、そういった鬱のような方々には、飽きるほど聞いたことですし、うざったいと思うんです。
そんな事は、薄々わかってる。でも、行動できない。そして、行動できずに無駄に過ぎていく時間に焦りを感じ、自分を責めているのではなく、過ぎていった過去の時間を責める。こんなにも無駄になってしまった。と。
結果的に、行動しなければならないものを、タスクが膨大すぎて、考えるところにリソースを大量に割き、行動がゼロ。
何も進んでいない自分に辟易し、自己嫌悪に陥り、布団に潜る。
この行動を見てもらえばわかるのですが、やはり、人はその日の「行動量」からその日の評価をしがちなのでしょうね。
考えても行動できなければ意味は無い。
計画を立てても行動できなければ意味は無いんです。
では、どうすればいいのでしょうか。
私なりに解決策を考えたのですが、一日に大きなタスクを一つこなすという結論になりました。
動画を見ることすら手につかない方は、「その日の成果」を最重視するタイプだと思います。
その日に、何を成し遂げたか。つまり、何事もハードタイプの人間だと思うんです。
こういった方は、一日でものすごい大きさのタスクを一つ終わらせるという困難な事で、進化していくタイプだと思います。
ここで、重要なのは、タスクが終わることへの価値観と、その日の評価という二つの指標です。
一つ目のタスクが終わることへの価値観は、もし、その日の昼にタスクが終わったときに、満足できるかできないのかという違いにあります。
満足できるのであれば、マルチタスクへ。満足できないのであれば、タスクのレベルを上げることが大切でしょう。
二つ目のその日の評価というものは、その日の評価を何をもって評価するのかということです。
その日のプロセスの質なのか、費やした時間なのか、両方なのか。
その日の結果の大きさなのか。
ここは、その人によって異なる部分だと思いますが、個人的には、やっぱり結果だと思います。
どれくらい時間を費やしても、結果に表れなければ、その日は何も意味がなかったと私は判断してしまう人なので。
想像してみてください。
あなたが、一日フルの力で、常に作業をし続け、充実した一日を過ごせたと思える理想を。
想像できたならば、良いことです。間違っていたとしても、そこにはもう一人の成功している、努力できている、習慣化している自分がいるのですから。
過去の自分を責めて、未来への自分への戒めにするのは辞め、
常に明日の自分へのタスクをドカンと一個課せてみるところから始めてみてください。
もちろん、あなたが今逃げているタスクですからね?